膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

膝蓋腱炎(ジャンパー膝)

膝蓋腱炎(ジャンパー膝)について

膝蓋腱炎(しつがいけんえん)は、膝蓋骨と脛骨をつないでいる「膝蓋腱」に繰り返し負担がかかることで、膝の前側に痛みが生じる病気です。
ジャンプや着地動作を繰り返すスポーツ選手に多いことから、「ジャンパー膝」とも呼ばれます。
バスケットボールやバレーボールなどのジャンプ競技で多くみられますが、サッカー、陸上競技、テニス、バドミントンなど、走る、蹴る、急停止するといった動作を繰り返すスポーツでも発症します。
スポーツ選手だけでなく、運動を始めたばかりの方、急にトレーニング量を増やした方、階段昇降や立ち座りを繰り返す仕事をしている方などにも生じることがあります。
主な症状は、膝蓋骨のすぐ下にある膝蓋腱の痛みです。
初期には、運動開始時や運動後だけに痛みが出ます。症状が進むと、運動中にも痛みが続き、ジャンプ、ダッシュ、階段昇降、しゃがみ込みなどが難しくなります。
さらに進行すると、歩行や椅子からの立ち上がりなどの日常動作でも痛みが出ることがあります。
「膝蓋腱炎」という名称が一般的に使われていますが、症状が長く続いている場合には、単純な炎症だけではなく、腱の線維構造の乱れ、腱の肥厚、微細な損傷、修復不全などが関係していると考えられます。
そのため、慢性的な症状については「膝蓋腱症」または「膝蓋腱障害」と呼ばれることもあります。
痛みがあるからといって完全に運動をやめるだけでは、膝蓋腱が負荷に耐える力が低下し、スポーツを再開した際に再び痛みが出ることがあります。
一方で、痛みを我慢してジャンプやランニングを続けると、膝蓋腱への負担が回復する力を上回り、症状が悪化することがあります。
治療では、競技や運動を全面的に禁止するのではなく、症状に応じて運動量を調整しながら、膝蓋腱が負荷に耐えられるよう段階的な運動療法を行うことが大切です。

膝蓋腱の構造と役割

膝の前側には、太ももの前にある大腿四頭筋、膝蓋骨、膝蓋腱、脛骨粗面が連続しています。
大腿四頭筋は、膝蓋骨の上側にある大腿四頭筋腱を介して膝蓋骨につながっています。
膝蓋骨の下側から脛骨の上部にある脛骨粗面までをつないでいる組織が膝蓋腱です。
大腿四頭筋が収縮すると、その力が大腿四頭筋腱、膝蓋骨、膝蓋腱を通じて脛骨へ伝わり、膝を伸ばすことができます。
この一連の仕組みは「膝伸展機構」と呼ばれます。
膝蓋腱は、次のような動作で大きな力を受けます。
・ジャンプするとき
・ジャンプから着地するとき
・ダッシュするとき
・急停止するとき
・方向転換するとき
・ボールを蹴るとき
・階段を上り下りするとき
・椅子から立ち上がるとき
・しゃがんだ状態から立ち上がるとき
・重い物を持って立ち上がるとき
特に、着地や急停止など、大腿四頭筋が伸ばされながら力を発揮する場面では、膝蓋腱に強い負荷が加わります。
トレーニングによる負荷と休養のバランスが保たれていれば、膝蓋腱は負荷に適応して強くなります。
しかし、急激に練習量を増やした場合や、十分に回復する前に高い負荷を繰り返した場合には、腱の修復が追いつかず、痛みや組織の変化が生じることがあります。

膝蓋腱炎が起こりやすい部位

膝蓋腱炎は、主に膝蓋腱の付着部や腱の内部に生じます。

膝蓋骨下端付着部

膝蓋骨の下端と膝蓋腱がつながる部分です。
膝蓋腱炎で最も痛みが出やすい部位とされています。
膝蓋骨のすぐ下を押したときに痛みがあり、ジャンプ、着地、スクワットなどで症状が出ます。

膝蓋腱中央部

膝蓋骨と脛骨粗面の間にある、膝蓋腱の中央部分に痛みが出ることがあります。
超音波検査やMRI検査では、腱の肥厚、線維構造の乱れ、部分的な損傷などが確認される場合があります。

脛骨粗面付着部

膝蓋腱が脛骨に付着する部分です。
成人では膝蓋腱の付着部障害が生じることがあります。
成長期の方では、オスグッド・シュラッター病との区別が必要です。

膝蓋腱周囲

膝蓋腱そのものではなく、膝蓋腱の周囲にある脂肪体、滑液包、膝蓋支帯などに痛みの原因がある場合もあります。
痛む場所だけで膝蓋腱炎と判断せず、周辺組織の状態も確認する必要があります。

膝蓋腱炎の進行と経過

膝蓋腱炎は、痛みが出るタイミングや運動への影響によって、いくつかの段階に分けて考えることがあります。
すべての方が同じ経過をたどるわけではありませんが、症状が軽いうちに運動量を調整し、適切なリハビリテーションを始めることが大切です。

初期

運動を開始した直後や、運動が終わった後に膝蓋腱の痛みが出ます。
ウォーミングアップをすると痛みが軽くなり、競技中はあまり気にならないこともあります。
運動後や翌朝に痛みやこわばりが現れる場合があります。
この段階では競技を続けられるため、治療せずに運動を継続してしまう方が少なくありません。
しかし、痛みが消えたように感じても、膝蓋腱が十分に回復しているとは限りません。

中期

運動開始時だけでなく、運動中にも痛みが続くようになります。
ジャンプの高さが落ちる、全力で走れない、着地を避けるなど、競技動作に影響が出ることがあります。
階段を下りる、しゃがむ、椅子から立ち上がるなどの日常動作でも痛みを感じることがあります。
運動後には痛みや熱感が強くなり、翌日まで症状が残ることもあります。

進行期

スポーツ中だけでなく、歩行、階段昇降、立ち上がりなどの日常生活でも痛みが続きます。
膝蓋腱を押したときの痛みが強くなり、膝を伸ばす動作や片脚で身体を支える動作が難しくなります。
運動を休んでも痛みが十分に改善せず、競技や仕事への支障が大きくなります。
長期間にわたって症状を繰り返している場合には、腱の肥厚、線維配列の乱れ、部分断裂などを伴うことがあります。

膝蓋腱部分断裂・完全断裂

膝蓋腱の変性が強くなっている状態で、ジャンプや着地などの強い力が加わると、膝蓋腱が部分的に切れることがあります。
さらに強い外力や高度な腱の変性がある場合には、膝蓋腱が完全に切れることがあります。
膝蓋腱が完全断裂すると、膝を自力で伸ばせない、脚を伸ばしたまま持ち上げられない、歩行が困難になるなどの症状が現れます。
膝蓋腱断裂は、通常の膝蓋腱炎とは異なり、手術が必要になる可能性が高い外傷です。

膝蓋腱炎の主な原因

ジャンプ・着地動作の繰り返し

膝蓋腱炎の代表的な原因です。
ジャンプの踏み切りでは大腿四頭筋が強く収縮し、着地時には体重を受け止めるために大腿四頭筋と膝蓋腱へ大きな力が加わります。
同じ動作を繰り返すことで、膝蓋腱の修復が追いつかなくなり、痛みが生じることがあります。

急激な練習量の増加

新しい部活動を始めた、合宿に参加した、練習日数が増えた、ジャンプ練習や走り込みが増えたなど、短期間で負荷が大きくなると発症しやすくなります。
運動の種類だけでなく、練習時間、回数、強度、頻度などの変化を確認することが重要です。

休養不足

練習や試合の間隔が短く、膝蓋腱が十分に回復する前に次の負荷が加わると、症状が長引くことがあります。
睡眠不足や全身の疲労も、回復を妨げる要因となる可能性があります。

硬い床や路面での運動

体育館の硬い床、アスファルト、硬い人工芝などでジャンプやランニングを繰り返すと、着地時の衝撃が大きくなることがあります。

靴や用具の問題

クッション性が低下した靴、足に合っていない靴、競技に適していない靴を使用していると、下肢にかかる負担が増えることがあります。

大腿四頭筋の筋力・柔軟性

太ももの前側にある大腿四頭筋が硬い場合、膝蓋骨や膝蓋腱が強く引っ張られることがあります。
筋力が十分でない場合には、ジャンプや着地の衝撃をうまく吸収できず、膝蓋腱へ負担が集中することがあります。
一方、筋力トレーニングの負荷が急激に増えた場合にも、症状が出ることがあります。

ハムストリングス・ふくらはぎの硬さ

太ももの後ろ側やふくらはぎの筋肉が硬いと、しゃがみ込みや着地時の動きが制限され、膝へ負担が集中することがあります。

股関節・体幹の筋力低下

お尻や体幹の筋肉が十分に働かないと、ジャンプの着地時に身体を安定させにくくなります。
膝が内側へ入り込む、上半身が大きく傾くなどの動きがあると、膝伸展機構へ負担がかかることがあります。

足関節の動きの制限

足首が十分に曲がらない場合、着地やスクワットの際に衝撃を吸収しにくくなり、膝へ負担が集中することがあります。

ジャンプ・着地フォーム

膝をほとんど曲げずに着地する、片脚へ負担が偏る、膝が内側へ入るなどの動作は、膝蓋腱への負担を増やす可能性があります。

体重の増加

体重が増えると、ジャンプ、着地、階段昇降などで膝蓋腱へ加わる力も大きくなります。

成長期の身体変化

成長期には骨が急速に伸びる一方で、筋肉や腱の柔軟性が追いつかず、膝の前側に負担がかかりやすくなることがあります。
成長期の膝前面痛では、膝蓋腱炎だけでなく、オスグッド・シュラッター病やシンディング・ラーセン・ヨハンソン病との区別が必要です。

主な症状

膝蓋骨のすぐ下の痛み

最も代表的な症状です。
膝蓋骨の下端と膝蓋腱がつながる部分を指で押すと、限局した痛みがあります。
症状が進行すると、膝蓋腱の中央部や脛骨側にも痛みが広がることがあります。

ジャンプ時の痛み

ジャンプの踏み切りや着地時に膝の前側が痛みます。
初期には運動を続けると一時的に痛みが軽くなることがありますが、運動後に痛みが強くなる場合があります。

ランニング・ダッシュ時の痛み

加速、全力疾走、坂道、急停止などで膝蓋腱へ負担がかかり、痛みが出ることがあります。
一定の速度で走ると痛みが少なくても、スプリントや切り返しで痛みが出る場合があります。

階段昇降時の痛み

特に階段を下りる際には、大腿四頭筋と膝蓋腱へ大きな負担がかかるため、痛みが出やすくなります。

しゃがみ込み・スクワット時の痛み

膝を深く曲げると、膝伸展機構へ加わる負担が増えます。
スクワットの途中や、しゃがんだ状態から立ち上がる際に痛みが出ることがあります。

椅子から立ち上がるときの痛み

低い椅子から立ち上がるときや、長時間座った後に立ち上がるときに痛むことがあります。

運動開始時の痛み

練習を始めた直後に痛みがあり、身体が温まると軽くなることがあります。
痛みが軽くなったからといって、そのまま高い負荷を続けると、運動後に症状が悪化することがあります。

運動後・翌朝の痛み

練習中の痛みが軽くても、運動後や翌朝に痛みやこわばりが強くなる場合があります。
運動翌日の症状は、前日の負荷が適切だったかを判断する目安の一つになります。

膝蓋腱の腫れ・肥厚

慢性化すると、反対側と比べて膝蓋腱が太く感じられることがあります。
膝蓋骨下端付近に軽い腫れや熱感を伴う場合もあります。

膝に力が入りにくい

痛みによって大腿四頭筋が十分に働かず、ジャンプ力が低下したり、着地時に膝が不安定に感じたりすることがあります。

競技能力の低下

ジャンプの高さが落ちる、全力で走れない、片脚で踏み切れない、着地を避けるなど、競技動作に影響が現れます。
痛みをかばうことでフォームが変わり、反対側の膝、股関節、足首、腰などに負担がかかることもあります。

膝蓋腱炎に伴う可能性がある状態

膝蓋腱の部分断裂

膝蓋腱の線維が部分的に切れた状態です。
強い運動後に痛みが急激に悪化した場合や、膝を伸ばす力が低下した場合には、部分断裂を確認します。

膝蓋腱断裂

膝蓋腱が完全に切れた状態です。
膝を伸ばせない、脚を伸ばしたまま持ち上げられない、膝蓋骨の位置が高く見えるなどの症状が現れます。
早期の手術が必要になることがあります。

膝蓋腱周囲炎

膝蓋腱そのものだけでなく、周囲の組織に炎症や癒着が生じることがあります。
膝蓋腱の表面や両側に痛みが広がる場合があります。

膝蓋下脂肪体障害

膝蓋腱の後方には、膝蓋下脂肪体と呼ばれる組織があります。
膝の伸ばしすぎや繰り返す負荷によって脂肪体が挟み込まれると、膝蓋腱周囲に痛みが出ることがあります。

滑液包炎

膝蓋腱の周囲にある滑液包に炎症が起こると、膝の前側に腫れや痛みが現れることがあります。

膝蓋大腿関節障害

膝蓋骨と大腿骨の間に負担がかかることで、膝の前側に痛みが生じます。
膝蓋腱炎と症状が似ていることがあり、両方を伴う場合もあります。

石灰化・骨棘形成

慢性的な負担によって、膝蓋腱の付着部に石灰化や骨の突出がみられることがあります。
これらが必ずしも痛みの原因とは限らないため、症状と画像所見を合わせて判断します。

膝蓋腱炎と区別が必要な病気

膝の前側の痛みは、膝蓋腱炎以外の病気でも生じます。
主に次のような病気との区別が必要です。
・膝蓋大腿関節症
・膝蓋大腿疼痛症候群
・膝蓋下脂肪体障害
・膝蓋上滑液包炎
・膝蓋前滑液包炎
・深膝蓋下滑液包炎
・大腿四頭筋腱炎
・膝蓋腱部分断裂
・膝蓋腱完全断裂
・半月板損傷
・内側滑膜ひだ障害
・離断性骨軟骨炎
・変形性膝関節症
・オスグッド・シュラッター病
・シンディング・ラーセン・ヨハンソン病
・膝蓋骨疲労骨折
・感染性関節炎
・骨や軟部組織の腫瘍
・腰や股関節から生じる関連痛
痛みの場所、年齢、運動内容、痛みが出る動作、画像検査などを組み合わせて判断します。

成長期にみられる膝前面痛

オスグッド・シュラッター病

成長期に、膝蓋腱が付着する脛骨粗面へ繰り返し引っ張る力が加わることで痛みが生じます。
膝蓋骨の下ではなく、脛骨粗面の突出した部分に痛みや腫れがあります。
ジャンプ、ダッシュ、キック、正座などで痛みが出ます。

シンディング・ラーセン・ヨハンソン病

成長期に、膝蓋骨の下端に繰り返し負担がかかることで痛みが生じます。
痛む場所が膝蓋腱炎と似ていますが、成長軟骨や骨化の過程が関係しています。
年齢、圧痛の場所、X線検査、超音波検査などを用いて判断します。

高輪ゲートウェイ駅前整形外科クリニックで行う検査

問診

痛みが始まった時期、スポーツやトレーニングの内容、痛みが出る動作などを確認します。
主に次のような点をお伺いします。
・いつから膝が痛むか
・急に痛くなったか、徐々に痛くなったか
・明らかなけががあったか
・膝蓋骨の下、膝蓋腱の中央、脛骨側のどこが痛むか
・ジャンプの踏み切りと着地のどちらで痛むか
・ランニングやダッシュで痛むか
・階段の昇り降りで痛むか
・しゃがみ込みや立ち上がりで痛むか
・運動開始時、運動中、運動後のどの時点で痛むか
・翌朝まで痛みが残るか
・運動量や練習内容を最近変更したか
・練習日数、時間、強度が増えていないか
・床や路面が変わっていないか
・靴を変更していないか
・過去に同じ症状があったか
・膝に腫れや熱感があるか
・膝を自力で伸ばせるか
・スポーツの種目、ポジション、競技レベル
・大会や復帰の予定
・仕事や日常生活への影響
・ステロイド薬の使用歴や持病がないか
症状の強さだけでなく、競技や仕事でどの程度困っているか、どの活動へ戻りたいかについても確認します。

視診

膝蓋腱の腫れ、左右差、皮膚の赤み、膝蓋骨の位置などを確認します。
立位や歩行時の脚の向き、O脚・X脚、足部の形なども確認します。
スクワットや片脚立ちを行える場合には、膝が内側へ入っていないか、身体が左右に傾いていないかなどを観察します。

触診

膝蓋骨下端、膝蓋腱中央部、脛骨粗面付着部などを触り、痛みの場所を確認します。
膝蓋腱の太さ、硬さ、熱感、周囲の腫れなども左右で比較します。
膝蓋下脂肪体、膝蓋骨周囲、大腿四頭筋腱、関節裂隙などに痛みがないかも確認します。

身体検査

膝の曲げ伸ばし、筋力、柔軟性、動作時の痛みなどを評価します。
主に次のような点を確認します。
・膝を自力で完全に伸ばせるか
・脚を伸ばしたまま持ち上げられるか
・膝を曲げ伸ばしできる範囲
・膝を伸ばす力
・大腿四頭筋の筋力と柔軟性
・ハムストリングスの柔軟性
・ふくらはぎの柔軟性
・足関節の動き
・股関節や体幹の筋力
・スクワット時の痛み
・片脚スクワット時の動き
・片脚ジャンプや着地時の痛み
・膝が内側へ入っていないか
・左右の筋力や動作の差
・半月板や靱帯の異常がないか
痛みが強い場合には、無理にジャンプや高負荷の検査を行いません。

負荷テスト

膝蓋腱へ段階的に負荷を加え、どの程度の運動で痛みが出るかを確認します。
両脚スクワット、片脚スクワット、傾斜台を用いたスクワット、ジャンプ、片脚ホップなどを状態に応じて行います。
同じ動作を定期的に評価することで、治療による変化やスポーツ復帰の目安を確認します。

X線検査

膝蓋腱そのものは、通常のX線検査には詳しく写りません。
X線検査では、主に次のような状態を確認します。
・膝蓋骨の骨折
・脛骨粗面の骨の変化
・膝蓋骨下端の骨の変化
・石灰化や骨棘
・オスグッド・シュラッター病
・シンディング・ラーセン・ヨハンソン病
・膝蓋骨の高さや位置
・変形性膝関節症
・離断性骨軟骨炎
・骨腫瘍などの異常
膝蓋腱炎では、X線検査で大きな異常がみられないこともあります。

超音波検査

超音波検査では、膝蓋腱の線維、厚さ、付着部、腱周囲の状態などをリアルタイムに確認できます。
主に次のような状態を評価します。
・膝蓋腱の肥厚
・腱線維の乱れ
・腱内部の低エコー領域
・部分断裂
・腱周囲の液体貯留
・腱周囲組織の癒着
・石灰化
・膝蓋骨下端や脛骨粗面の骨表面
・膝蓋下脂肪体の状態
・滑液包の腫れ
・異常な血流の増加
膝を曲げ伸ばししながら、膝蓋腱や周囲組織の動きを確認できることが特徴です。
超音波画像で腱の変化がみられても、必ずしも痛みの強さと一致するとは限りません。
画像所見だけでなく、痛みの場所、動作、身体検査などを合わせて判断します。

MRI検査

MRI検査では、膝蓋腱の状態だけでなく、膝関節内や周囲組織を詳しく評価できます。
次のような場合に検討します。
・適切な治療を行っても痛みが改善しない
・膝蓋腱の部分断裂が疑われる
・膝蓋腱が著しく肥厚している
・膝蓋腱断裂が疑われる
・膝蓋下脂肪体障害が疑われる
・関節軟骨や半月板の損傷が疑われる
・骨挫傷や疲労骨折が疑われる
・腫瘍など、別の病気を除外する必要がある
・手術を検討している
すべての膝蓋腱炎にMRI検査が必要となるわけではありません。
当院にはMRI装置は設置しておりません。MRI検査が必要と判断した場合には、提携医療機関をご案内し、そちらで撮影を受けていただきます。

膝蓋腱炎に対する治療

膝蓋腱炎の治療では、痛みを一時的に抑えるだけでなく、膝蓋腱が競技や日常生活で必要な負荷に耐えられる状態を目指します。
治療方法は、症状が続いている期間、痛みの強さ、腱の状態、スポーツ種目、練習量、競技レベル、今後の目標などによって異なります。
当院では、運動量の調整、薬物療法、装具療法、リハビリテーション、自費診療などを組み合わせて治療を行います。

負荷量の調整

膝蓋腱炎では、膝蓋腱にかかっている負荷を確認し、回復できる範囲まで調整することが重要です。
必ずしもすべての運動を中止する必要はありません。
ジャンプや全力疾走など、特に痛みを引き起こす動作を一時的に減らし、痛みの少ない運動へ変更することがあります。
調整する内容には、次のようなものがあります。
・ジャンプの回数
・ダッシュの本数
・練習時間
・練習日数
・連続して行う試合数
・スクワットやレッグプレスの重量
・坂道や階段でのトレーニング
・硬い床での練習量
・片脚で行う運動の量
・休養日の確保
運動中の痛みだけでなく、運動後や翌日の痛みが増えていないかを確認しながら調整します。

完全な安静について

痛みが強い時期には、一時的にジャンプやランニングを休むことがあります。
しかし、長期間まったく負荷をかけない状態が続くと、大腿四頭筋や膝蓋腱が負荷に耐える力が低下する可能性があります。
症状が落ち着いた後は、痛みの状態を確認しながら段階的に運動を再開します。

薬物療法

痛みが強い場合には、消炎鎮痛薬、アセトアミノフェン、湿布薬、塗り薬などを使用することがあります。
急性期の痛みや腱周囲の炎症を軽減する目的で使用します。
慢性的な膝蓋腱症では、炎症だけが痛みの原因ではないため、薬だけで改善させることは難しい場合があります。
薬物療法で痛みが軽くなっても、すぐに高い負荷の運動を再開せず、膝蓋腱の状態に合わせて運動量を調整します。

膝蓋腱ストラップ・サポーター

膝蓋腱の下部を軽く圧迫する膝蓋腱ストラップや、膝を支えるサポーターを使用することがあります。
運動時の痛みが一時的に軽くなる場合があります。
ただし、ストラップやサポーターだけで腱の状態が改善するわけではありません。
締めすぎると、しびれ、皮膚の圧迫、血流低下などを起こすことがあるため、適切な位置と強さで装着します。

テーピング

膝蓋骨や膝蓋腱周囲をテーピングし、運動時の痛みを軽減することがあります。
テーピングは補助的な方法であり、運動療法や負荷管理と組み合わせて使用します。

足底板・インソール

足部の形や動きによって膝へ負担が集中している場合には、足底板やインソールを検討することがあります。
すべての膝蓋腱炎に必要となるわけではなく、足部、足関節、歩行、着地動作などを評価したうえで判断します。

注射療法について

膝蓋腱の内部へステロイドを直接注射すると、腱の強度低下や断裂につながる可能性があります。
そのため、膝蓋腱内へのステロイド注射は原則として慎重に判断する必要があります。
膝蓋腱周囲の滑液包や、別の組織に炎症がある場合には、超音波で注射部位を確認したうえで治療を検討することがあります。
痛みを一時的に抑えるだけで高い負荷の運動を続けると、症状が悪化することがあるため注意が必要です。

体外衝撃波治療

運動療法や負荷調整などを行っても慢性的な痛みが続く場合には、体外衝撃波治療を検討することがあります。
膝蓋腱の痛みがある部分へ体外から衝撃波を照射し、疼痛の軽減や組織修復反応を促すことを目的とします。
治療中や治療後に一時的な痛み、赤み、皮下出血などが生じることがあります。
すべての膝蓋腱炎に同じ効果が得られるわけではなく、治療だけで運動量や身体の使い方を変えなければ、症状を繰り返す可能性があります。
体外衝撃波治療は、運動療法や負荷管理と組み合わせて行います。
体外衝撃波治療は、保険適用外の自費診療となります。

体外衝撃波治療について詳しくはコチラ

PRP療法

PRP療法は、患者さんご自身の血液を採取し、血小板を多く含む成分を抽出して、膝蓋腱の損傷部などへ注入する治療です。
長期間の保存療法を行っても症状が改善しない慢性膝蓋腱症に対して、検討することがあります。
PRP療法の効果には個人差があり、すべての方に同じ効果が得られるわけではありません。
注射後には、一時的に痛みや腫れが強くなることがあります。
PRP療法を行った場合も、運動量の調整や段階的なリハビリテーションが必要です。
PRP療法は保険適用外の自費診療です。
症状が続いている期間、超音波やMRIの所見、これまでの治療内容、競技活動などを確認したうえで適応を判断します。

PRP療法について詳しくはコチラ

理学療法・リハビリテーション

膝蓋腱炎の治療では、膝蓋腱に適切な負荷を加え、負荷へ耐える力を段階的に高めていくことが重要です。
単にストレッチやマッサージを行うだけではなく、症状に合わせて筋力訓練、動作練習、競技復帰訓練を進めます。
当院では、理学療法士が痛みの状態、筋力、柔軟性、ジャンプや着地動作などを確認し、一人ひとりに合わせたリハビリテーションを行います。
痛みと負荷の評価
どの程度の運動で痛みが出るか、運動後や翌日に症状が残るかを確認します。
痛みの強さだけでなく、練習量、ジャンプ回数、筋力トレーニングの内容、休養日なども記録し、負荷量を調整します。
等尺性筋力訓練
筋肉の長さを大きく変えずに力を入れる運動です。
膝を一定の角度に保ちながら大腿四頭筋へ力を入れる方法などがあります。
痛みが強い時期に行いやすく、運動中の痛みを一時的に軽減できる場合があります。
痛みが軽くなったからといって、直後にジャンプなどの高負荷運動を大量に行わないようにします。
大腿四頭筋の筋力訓練
スクワット、レッグプレス、膝伸展運動などを用いて、大腿四頭筋と膝蓋腱へ段階的に負荷を加えます。
最初は両脚、浅い角度、軽い負荷から始めます。
痛みや翌日の反応を確認しながら、重量、回数、膝を曲げる深さを増やします。
遠心性筋力訓練
筋肉が伸ばされながら力を発揮する運動です。
傾斜台を使用したスクワットなどが用いられることがあります。
膝蓋腱へ比較的大きな負荷が加わるため、症状や筋力に応じて導入します。
痛みを我慢して回数だけを増やすのではなく、運動後や翌日の症状を確認することが重要です。
高負荷低速度トレーニング
スクワットやレッグプレスなどを、比較的重い負荷でゆっくり行う方法です。
膝蓋腱が大きな力に耐えられるよう、数週間から数か月かけて段階的に負荷を増やします。
正しいフォームを保てない重量や、鋭い痛みが出る負荷は避けます。
股関節・体幹の筋力訓練
お尻の筋肉や体幹を鍛え、ジャンプや着地時に身体を安定させます。
股関節の筋力が不足していると、着地時に膝が内側へ入りやすくなることがあります。
膝だけでなく、下肢全体で衝撃を吸収できる状態を目指します。
ハムストリングス・ふくらはぎの筋力訓練
太ももの後ろ側やふくらはぎの筋肉も、走行や着地時の衝撃吸収に関係します。
下肢全体の筋力バランスを整えます。
柔軟性訓練
大腿四頭筋、ハムストリングス、ふくらはぎ、股関節周囲などの柔軟性を確認します。
硬さがある場合には、痛みのない範囲でストレッチを行います。
膝蓋腱そのものを強く押したり、痛みを我慢して膝を深く曲げたりしないようにします。
足関節可動域訓練
足首が十分に曲がらない場合には、着地やスクワット時の衝撃が膝へ集中することがあります。
ふくらはぎのストレッチや足関節の可動域訓練を行います。
スクワット動作の指導
膝、股関節、足関節をバランスよく曲げ、膝が内側へ入りすぎないようにします。
体重が左右どちらかへ偏っていないか、つま先と膝の方向がそろっているかも確認します。
ジャンプ・着地訓練
筋力と痛みが改善した後、両脚での小さなジャンプから始めます。
その後、ジャンプの高さ、連続回数、片脚着地などを段階的に増やします。
着地時には、膝だけでなく股関節と足関節も使って衝撃を吸収します。
ランニング訓練
歩行や筋力訓練で症状が出なくなった後、短時間のジョギングから開始します。
速度、距離、坂道、ダッシュの順に段階的に負荷を高めます。
ランニング後や翌日に症状が強くなる場合には、負荷を戻します。
切り返し・方向転換訓練
直線走行が安定した後に、緩やかな方向転換から始めます。
急停止、切り返し、競技特有の動作へ徐々に進めます。
競技別トレーニング
バスケットボールやバレーボールでは、ジャンプ、着地、連続ジャンプなどを段階的に練習します。
サッカーでは、ランニング、ダッシュ、キック、切り返しなどを段階的に行います。
競技練習へ復帰した後も、ジャンプ回数や練習時間を急に元へ戻さないことが大切です。

スポーツ・仕事への復帰

復帰時期は、症状の期間、腱の状態、競技種目、治療方法、筋力などによって異なります。
痛みがなくなっただけで、すぐに競技へ完全復帰できるとは限りません。
復帰前には、主に次の点を確認します。
・日常生活で痛みがない
・膝蓋腱を押したときの強い痛みがない
・階段昇降で痛みがない
・両脚スクワットを行える
・片脚スクワットを安定して行える
・左右の大腿四頭筋の筋力差が改善している
・ジョギングやダッシュで痛みがない
・ジャンプと着地を安全に行える
・連続ジャンプ後に症状が悪化しない
・競技練習後や翌日に痛みが増えない
・医師や理学療法士から復帰を許可されている
最初は練習時間、ジャンプ回数、出場時間などを制限しながら再開します。
いきなり試合や高強度の練習へ戻るのではなく、数週間かけて段階的に負荷を増やします。

膝蓋腱炎後に起こる可能性がある問題

慢性的な痛み

痛みを我慢して運動を続けると、症状が数か月から数年にわたって続くことがあります。
治療を始めても、腱が負荷へ適応するまでには時間が必要です。

再発

痛みが軽くなった直後に、以前と同じ練習量へ戻すと再発することがあります。
競技復帰後も、筋力訓練や負荷管理を継続することが大切です。

膝蓋腱の部分断裂

慢性的な変性がある膝蓋腱へ強い負荷が加わると、部分断裂が起こることがあります。

膝蓋腱完全断裂

まれではありますが、膝蓋腱が完全に切れることがあります。
急な激痛、断裂音、膝を伸ばせないなどの症状がある場合には、速やかな受診が必要です。

大腿四頭筋の筋力低下

痛みを避けて運動量が減ると、大腿四頭筋が弱くなることがあります。
筋力低下によって膝蓋腱へ負担が集中し、競技復帰後に症状を繰り返すことがあります。

反対側やほかの関節への負担

痛い膝をかばうことで、反対側の膝、股関節、足首、腰などに負担がかかることがあります。

競技フォームの変化

痛みを避けるために、着地、ジャンプ、ランニングのフォームが変化することがあります。
痛みが改善した後も、不適切な動作が残っていないか確認することが重要です。

自宅での注意点・セルフケア

運動量を記録する

練習時間、ジャンプ回数、筋力トレーニングの重量、痛みの強さなどを記録します。
どの程度の負荷で症状が悪化するかを把握しやすくなります。

翌日の痛みを確認する

運動中の痛みが軽くても、翌朝に痛みやこわばりが強くなる場合があります。
翌日に症状が大きく悪化する場合には、前日の負荷が強すぎた可能性があります。

痛みを我慢してジャンプし続けない

ウォーミングアップで痛みが軽くなっても、腱が治ったわけではありません。
練習後に痛みが強くなる場合には、ジャンプ回数や練習時間を減らしてください。

完全な安静を長期間続けない

痛みが強い時期には運動を休みますが、長期間まったく動かさないと、筋力や腱の耐久性が低下します。
医師や理学療法士の指導のもと、痛みの状態に合わせて運動を再開します。

急に負荷を増やさない

痛みが軽くなった後も、練習量、筋力トレーニングの重量、ジャンプ回数などを一度に増やさないようにします。

深いスクワットを無理に行わない

膝を深く曲げると、膝蓋腱へ大きな力が加わります。
痛みが強い時期には浅い角度から行い、症状を確認しながら深さを調整します。

強くもみすぎない

痛む膝蓋腱を強く押したり、繰り返しもんだりすると、症状が悪化することがあります。
マッサージを行う場合も、痛みを我慢して強く刺激しないでください。

冷却

運動後に熱感や痛みがある場合には、タオルで包んだ保冷剤などを短時間当てると楽になることがあります。
皮膚へ直接当てたり、長時間冷やし続けたりしないでください。
冷却は痛みを一時的に軽減する方法であり、膝蓋腱の負荷に耐える力を改善する治療ではありません。

靴を確認する

靴底が大きくすり減っていないか、クッション性が低下していないか、競技に合った靴かを確認します。

休養と睡眠を確保する

連日の高負荷練習を避け、膝蓋腱が回復する時間を確保します。
大会が続く場合にも、練習内容や出場時間を調整します。

再発予防

膝蓋腱炎の再発予防には、次のような取り組みが大切です。
・練習量を急に増やさない
・高負荷練習の間に休養日を設ける
・大腿四頭筋の筋力を維持する
・股関節と体幹の筋力を整える
・ふくらはぎや足関節の機能を整える
・着地時に股関節と膝を適切に曲げる
・膝が内側へ入りすぎないようにする
・左右均等に着地できるようにする
・競技に合った靴を使用する
・床や路面の変化に合わせて負荷を調整する
・痛みや腫れがある状態で高負荷練習を続けない
・競技復帰後も筋力トレーニングを継続する

次のような症状がある場合には早めに受診してください

・膝蓋骨のすぐ下が痛む
・膝蓋腱を押すと強く痛む
・ジャンプや着地で痛む
・ランニングやダッシュで痛む
・階段の昇り降りで痛む
・スクワットや立ち上がりで痛む
・運動後や翌朝まで痛みが残る
・運動量を減らしても改善しない
・膝蓋腱が腫れている、太くなっている
・競技能力が低下している
・数週間以上症状が続いている
・同じ症状を繰り返している
・仕事や日常生活へ支障が出ている

速やかな受診が必要な症状

次のような場合には、膝蓋腱の部分断裂・完全断裂、骨折、感染症などが隠れている可能性があります。
・ジャンプや着地時に急な激痛が生じた
・受傷時に「ブチッ」という音や断裂感があった
・膝を自力で伸ばせない
・脚を伸ばしたまま持ち上げられない
・膝蓋腱の部分にへこみがある
・膝蓋骨の位置が反対側より高く見える
・体重をかけて歩けない
・膝が短時間で大きく腫れた
・膝の前側が赤く腫れている
・強い熱感や発熱がある
・傷や出血がある
・足がしびれる、冷たい
・痛みが急激に悪化している
膝蓋腱断裂が疑われる場合には、自分で膝を強く曲げ伸ばしせず、脚を伸ばした状態で支えて速やかに医療機関を受診してください。

膝の前側の痛みでお悩みの方へ

膝蓋腱炎は、ジャンプや着地を繰り返すスポーツ選手に多くみられるため、ジャンパー膝と呼ばれています。
しかし、ジャンプ競技以外でも、ランニング、方向転換、キック、階段昇降、立ち座りなどを繰り返すことで発症することがあります。
初期にはウォーミングアップによって痛みが軽くなるため、そのまま運動を続けてしまう方も少なくありません。
痛みを我慢して高い負荷を繰り返すと、症状が慢性化し、競技や日常生活への影響が大きくなることがあります。
一方で、長期間完全に運動を休むだけでは、筋力や膝蓋腱の耐久性が低下し、運動再開後に症状を繰り返す可能性があります。
膝蓋腱炎の治療では、負荷をすべてなくすのではなく、痛みの状態に合わせて運動量を調整しながら、膝蓋腱へ段階的に負荷を加えることが重要です。
また、膝蓋骨の下が痛む場合でも、膝蓋大腿関節障害、膝蓋下脂肪体障害、滑液包炎、膝蓋腱部分断裂、成長期の骨端症など、別の病気が隠れていることがあります。
急な激痛があり膝を自力で伸ばせない場合には、膝蓋腱断裂の可能性があるため、速やかな検査が必要です。
当院では、問診、触診、身体検査、動作評価、X線検査、超音波検査などによって、膝蓋腱だけでなく、膝蓋骨、脂肪体、滑液包、関節内の状態なども含めて痛みの原因を評価します。
超音波検査では、膝蓋腱の厚さ、線維構造、部分断裂、石灰化、周囲組織の状態などをリアルタイムに確認します。
症状に応じて、薬物療法、サポーターやストラップ、ハイドロリリース、体外衝撃波治療、PRP療法、リハビリテーション、運動量の調整、セルフケア指導などを行います。
MRI検査が必要と判断した場合には、提携医療機関をご案内します。
長期間の保存療法でも改善しない場合、膝蓋腱の高度な変性や断裂がある場合、手術が必要と判断した場合には、スポーツ整形外科や膝関節手術に対応している医療機関へご紹介します。
ジャンプや着地で膝の前側が痛む、運動後に痛みが続く、練習量を減らしても改善しないなどのお悩みがある方は、早めにご相談ください。

監修:高輪ゲートウェイ駅前整形外科クリニック 院長 松﨑 時夫