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整形外科で受ける「ゴルフフィジオ」とは?ゴルフレッスンとの違いやサポート内容を徹底解説

「大好きなゴルフを、この先もずっと楽しみたい」

そう思いながらも、身体の痛みや飛距離の低下に、不安や諦めに似た気持ちを抱えていませんか?

  • プレーの後半になると腰や膝が痛んで、プレーに集中できない
  • ゴルフ肘や腰痛で「少し安静に」と言われたが、本当は早くコースに出たい
  • 飛距離が落ちてきた。無理に振り切ろうとすると身体を壊しそうで怖い
  • レッスンに通っても思い通りのスイングができないのは、自分の身体のせいなのか気になる

ゴルフによる痛みやパフォーマンス低下には、スイングの「技術」だけではなく、身体の動かし方や関節・筋力の状態が関係していることがあります。

痛みを我慢しながら振るゴルフから抜け出し、安心してプレーを楽しめる身体を目指すためのアプローチとして、今回は高輪ゲートウェイ駅前整形外科クリニックで提供している「ゴルフフィジオ(ゴルフフィジオセラピー)」について解説します。

身体のどこに負担がかかっているのかを評価し、ご自身の身体に合ったスイングやトレーニングを考えるための具体的なサポート内容、ゴルフレッスンとの違いを分かりやすくまとめました。

諦めていたゴルフの可能性を広げるヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。

1. ゴルフフィジオとは?

ゴルフフィジオ(ゴルフフィジオセラピー:GPT)は、欧州で生まれた、医学的な視点を取り入れたゴルフ専用のコンディショニング・コンセプトです。

単なるリハビリや一般的なマッサージとは異なり、「ゴルフ特有の動作分析」と「身体機能の評価」を組み合わせ、安全に長くゴルフを楽しみながら、パフォーマンスの向上を目指すことを目的としています。

プロの現場でも活用されているメソッド

本コンセプトを主軸に活動する「日本ゴルフフィジオセラピー協会(GPT Japan)」は、その専門性を活かし、PGAシニアツアーのフィットネスサポート事業にも参画しています。

高輪ゲートウェイ駅前整形外科クリニックでは、ゴルフの現場で活用されている評価技術や考え方を取り入れ、医療環境のもとで患者さま一人ひとりに合わせたサポートを行っています。

2. ゴルフフィジオでは具体的に何を行うのか?

当院のゴルフフィジオでは、医学的知識を持った理学療法士が、以下の4つのステップで総合的にアプローチします。

① スイング分析と機器による負担・リスク評価

患者さまのスイング動作を医学的な視点から確認するとともに、筋力や荷重を測定する機器を用いて、身体の状態を数値化・見える化します。腰、膝、股関節、肘などのどの部位に負担やねじれが生じているのかを確認し、痛みの原因や、今後注意したい怪我のリスクを評価します。

② オーダーメイドのストレッチとトレーニング

関節の可動域や筋力バランスは人によって大きく異なります。評価結果に基づき、今の患者さまに必要なストレッチや体幹トレーニングを、医療の視点から一人ひとりに合わせて提案します。

③ 身体に負担をかけにくいスイング動作のアドバイス

「この形で振らなければいけない」という理想を一方的に押し付けるのではなく、現在の身体機能に合わせて、怪我のリスクをできるだけ抑えた、無理のない効率的なスイング動作をアドバイスします。

④ 再発・障害予防エクササイズの指導

痛みが落ち着いた後も長くゴルフを楽しめるよう、ご自宅や練習場で短時間に行えるセルフケアや補強運動を直接指導します。

3. ゴルフレッスンとの違い

「ゴルフフィジオとゴルフスクールのレッスンは何が違うの?」と疑問に思う方も多いでしょう。大きな違いは、身体の機能(土台)に着目するか、スイングの技術(スキル)に着目するかという点です。

比較項目 ゴルフレッスン(スクール) ゴルフフィジオ
目的 スイング技術・スコアの向上 痛みの改善、怪我予防、身体機能の向上
評価対象 クラブの動き、ボールの軌道、スイングフォーム 関節可動域、筋力、骨格バランス、身体の使い方
アプローチ 理想的なフォームを作るための動作指導 動きを制限している硬さや筋力低下に対する改善指導
担当者 ティーチングプロ、インストラクター 医療知識や解剖学を学んだ専門スタッフ
持病・痛みへの対応 傷病への対応が難しい場合がある 整形外科と連携し、身体の状態に配慮しながら対応

どれだけ熱心にレッスンを受けても、「股関節が硬くて回りにくい」「体幹が弱くて軸がぶれる」といった身体的な制限があると、無理に形を作ろうとして身体を痛めてしまうことがあります。

ゴルフフィジオは、レッスンで教わった動きを、無理なく表現できる身体の土台を整えるためのプログラムです。

4. ゴルフフィジオはどのような方に向いているのか?

ゴルフフィジオは、現在痛みがある方だけのものではありません。将来の怪我を予防し、長くゴルフを楽しみたいアマチュアゴルファーやシニア世代の方にもおすすめです。

  • ゴルフによる腰痛、膝痛、肘痛などに悩んでいる方
  • 股関節や腰部に疾患・既往歴があり、安全にゴルフを続けたい方
  • 現在は痛みがなくても、将来の怪我のリスクを評価しておきたい方
  • 身体が硬く、無理なスイングで怪我をしないか不安な方
  • 飛距離やミート率の向上に向けて、身体の使い方を見直したい方
  • 何歳になっても、自分の足で18ホールを回りたい方

※ 痛みが強い場合や、しびれ、腫れ、関節の動かしにくさなどがある場合は、まず医師の診察を受け、必要に応じて画像検査や治療方針を確認します。

5. まとめ:医学の視点で、もっと長くゴルフを楽しめる身体へ

痛みを理由に、すぐにゴルフを諦める必要はありません。

高輪ゲートウェイ駅前整形外科クリニックのゴルフフィジオでは、医療環境のもとで身体機能やスイング動作を評価し、一人ひとりの状態に合わせたサポートを行います。

痛みの原因を見直し、怪我を予防しながら、負担の少ない効率的な身体の使い方を身につけることで、「もっと長く、もっと飛ばせる身体」を一緒に目指してみませんか?

「自分の身体の状態や怪我のリスクを一度診てほしい」「自分に合ったストレッチを知りたい」という方は、診察時に医師またはリハビリスタッフへお気軽にご相談ください。

文責:高輪ゲートウェイ駅前整形外科クリニック 理学療法士 設楽 就太